週一のお風呂チケットを食事券と交換する人々 [中国民俗]
世界でも有数の風呂好き国家ですね。
大抵毎日入る人が多いのでは?
かの国は国土が広いせいか、南と北とじゃ風呂に入る(正確にはシャワーか行水)
回数にかなりの差があります。
乾燥地帯&水が乏しい地域の人は必然的に回数が少なくなり、
子供の頃からのことなので長い時間洗わないのに慣れています。
南の湿度が高く、雨の多い地域の人は、毎日入らないと気持ちが悪いので、
行水の回数も多いわけです。
中華社員が通っていた大学(在北京)では、シャワーを浴びることができるのは週に一度でした。
月に一度、四枚のシャワーチケットが配られるのです。
冬も夏も関係なく。
北京は乾燥している地帯なので、冬はそれで我慢できるとしても、
夏は週一では我慢できない社員達、南方出身者。
週に何度もシャワーを浴びるためにしたこと、
それは…。
シャワーをしばらく浴びなくても大丈夫な人々からチケットを譲ってもらうこと!
食事券と交換です~。
山西、河北、山東出身者にその傾向の人が圧倒的に多かったそう。
春過ぎから、南方出身者たちによるシャワーチケット争奪戦が始まります。
社員は山西の太原、河北の石家荘、山東の青島出身の友人から必ずもらっていたらしい。
そう、他の人が譲ってときても、決して譲らず社員のみに渡すという硬い友情で結ばれている人々(爆)
あとは、運が良ければ手に入るってくらい。
陝西の西安出身の二人の友人からも譲ってもらおうと交渉したけど、
こちらはキレイ好きということで、譲ってもらえず(笑)
乾燥地帯だからといっても、北京、西安の人々からの譲りはなかったそう。
私は北京在住中はもちろん毎日シャワー浴びてましたよ。
乾燥しててもホコリがすごくて、春なんて黄砂まみれになるから浴びないと精神的にきつくなる…(爆)
これが週一となると…。考えただけでかゆくなる!
社員たち南方人にチケットを奪われた人々は月二とか一になるわけで…(大汗)
平気な人は平気なんだろうけど…、習慣とは恐ろしいですなあ~。
観音岩の前にお寺を創建!? [中国民俗]
高さは50メートルくらい、よっく見ると後ろ肩に小岩が乗っていて、観音が子供を背負っているように見える。
それはまるで「送子観音」のよう…。
観音岩の周りに人家はなく、空き地だらけだったので、中華社員にこの周りの土地を買うように勧めた。
その時、土地はかな~~りお安かったし。
なぜそう思ったのかというと、この辺は風光明媚な土地で、いづれ観光客が大勢訪れるようになるんじゃないか、そして、ここに小さなお寺でも建てて、観音岩を信仰の対象にすればお賽銭が…(爆)
なんて安易な発想で勧めたわけですが、やはりアッサリ却下され。
それから十年後、地元の県城で貿易業をやっている社員の友人が同じことを思いついた(爆)
その案を聞いた社員は、「十年前にあなたと同じことを言っていた日本人女子がいたよ」と突っ込んだらしい。
その友人は欧米相手に仕事をしていて、かなり羽振りがいい、そして社員みたいにケチではない。
ということで、土地の購入を考えたが、まずあそこにお寺が建てられるかどうか役所に確認しなければ、ということで各部門に問い合わせに行ってみた。
この話、わたしも乗らせてくれい~♪と踊ったのはいうまでもない。
だって、お寺の石碑には創建者の一人として私の名前が載るかも。ヌヒヒヒヒ(爆)
なんて甘い夢をみて、連絡を待っていたんですが…。
以下、社員友人と役人の会話
「○○にお寺を建てたいのですが、許可おりますか?」
「○○に?あそこには以前お寺は建っていました?」
「いや~、ないと思いますけど…」
「ではダメです」
「え?どうして?」
「お寺の旧跡だったら、再建として許可は出せます。但し、全く新しいお寺だと認めません」
「どうして?(食い下がる)」
「新興宗教は認めないからです!」
「いや、あの、別に宗教団体を作ろうってそういう目的では…」
「じゃあ、何の目的ですか?」
「観音岩あたりの環境保存を兼ねた、新しい信仰の場をと思って…(決してさい銭目当てとは言わない)」
「ダメですねえ、どちらにしても」
その後、社員と社員友人はかつてあの地に仏教寺院が、いやこうなったら道教寺院でもなんでもあそこに建っていたという史実がないかどうか、調べに調べたんですがそんな事実はなく…
「ただ文献が残ってないのかもよ、あの辺掘ればなんか出てくるかもよ!」
なんて私はせっついたんですが、土地所有者じゃないのにそんなこともできず…。
「観音岩前に寺院を建てて、創建者として名を残そう!」という野望は打ち砕かれてしまったわけです。
にしてもなぜ新興宗教はダメか?
太平道、白蓮教、太平天国…etc が何をしたか?で答えがおのずと出ると思います(笑)
観音岩のあるところは農村、つまり農民+新興宗教=で何かが起こるかも?ってことを心配してるんですね。
んなわけないだっろ!(爆)
それから数年の間に、私の予言通り(爆)、観音岩の割と近くまで、国内外の観光客がバスで乗り付けるような観光地になりましたが、肝心の観音岩の前はというと…。
工場が建ってしまいました。
といっても、手工業レベルの工場なので、環境汚染とかの心配はないけど、なんかねえ~。
でも、いつか。
寺を建ててもいいよ、って世の中になるかもしれないし。
わたしゃ諦めないわよっ(鼻息&爆)

どんなのがいいかな~。妄想するのは自由だからねえ
これは西安の青龍寺。空海が修行したお寺として有名ですね。
このお寺はできたばかりのピカピカでした。そう再建して間もない頃だったんです。
こうやって、空き地で何もなかった場所にかつてお寺が建っていたという事実があれば再建としての建築可能。

観音岩あたりは、断崖絶壁が多いのでこんなお寺もいいかな~
これはブータンのパロ寺
いや~、高所恐怖症にはきついですね…。
中華美女の多い街ベスト20(ワースト6もこっそりあるよ) [中国民俗]
美女の多い街ベスト20を載せておきます
1 重慶 (四川) 24.25%(美女比率)
2 成都 (四川) 22.89%
3 長沙 (湖南) 20.57%
4 武漢 (湖北) 19.63%
5 米脂 (陜西) 19.05%
6 大連 (遼寧) 18.82%
7 忻州 (山西) 18.56%
8 安慶 (安徽) 18.18%
9ハルピン(黒龍江) 17.93%
10杭州 (浙江) 17.86%
11漢中 (陜西) 17.60%
12南京 (江蘇) 17.33%
13蕪湖 (安徽) 17.15%
14揚州 (江蘇) 16.80%
15大理 (雲南) 16.70%
16蘇州 (江蘇) 16.21%
17大同 (山西) 15.84%
18西安 (陜西) 15.68%
19済南 (山東) 15.45%
20上海 15.39%
米脂、小さい街なのに上位5位に食い込んでます!さすがです~。
杭州は伸び悩んでますねえ…。首都北京が入ってないし
1位の重慶ですが、やはり美人女優輩出の地だけありますね。ただ知人の重慶女性数名は…、いたって普通です。
南京美人はたしかにいます。知人の女性、3人共美人でした。特に一人は超美人!しかも頭もすんごくよかった…。
ベスト20の街をざっとみて気がついたこと、それは…。
◎南部の街が少ない!長沙と大理のみで、それ以南の街はなし。仕事で南寧(一番ベトナムに近い省都)に2年住んでいた中華社員曰く、「あの辺にゃ美人はおらん!全国まわったが、やはり四川が一番でしょ!」だそうです…。
◎辛い食べ物をよく食べている街がなにげに上位を占めている。重慶、成都、長沙、武漢、漢中、西安。唐辛子が肌をキレイにする?
少数民族の街は大理以外除外しているのかな?ウイグル族の街なんて美人率かなり高いと思うよん。
と、この記事を書いていたら社員が口出ししてきたので、それを載せます。
ベスト20を見て、彼は4つのグループに分けられると言っております。
1ナチュラル美人
四川あたりの美女がこれに当たるそう。普段の姿でも十分キレイ
2垢抜け美人
これは社員の同級生女子を見ての感想。山西の女性は北京へ来たばかりの頃はかなりダサい(ホッペは真っ赤、手はガザガザ、髪もバサバサ)なので、決して美人にはみえなかったが、2,3年経つと見違えるような美人になる、らしい。
3化粧美人
化粧ばえするというか、ファッションとかでかなり得をしている。上海やその周辺あたり
4スタイル美人
東北地方の女性は、顔よりもまずスタイルに目がいく
う~ん、よく見てるなあ…。じゃあ男性は?と訊くと…
男にゃ興味ないので気をつけてみてない…ですと(怒)今度からしっかり見てや~!
まあ、強いていえば男は青島かな~と(やはり黄暁明の出身地ですか)
ちなみに社員による独断と偏見に満ちたワースト6(10まで思い浮かばなかった)が発表されましたが、いいのかな~載せて…(苦情は受けつけませぬ 爆)順位は載せず、一気に書きます。
海南島、広州、南寧、昆明、貴州、唐山…(汗)
アッチャーー!唐山以外は全部南方…(汗)
ということで締めは、美女画像で…
1位重慶出身 蒋勤勤@楊過母
妊婦勤勤、美しい…
3位長沙出身 劉芸@沐剣屏
10位杭州出身 何琢言@双児
遼寧出身 李菲儿@曽柔
黄暁明と李菲儿のチュ~♪鹿鼎記での共演がキッカケでチュ~な関係に?昨年、指輪も贈ったようですが、今も付き合ってるのかな?
イケメンチェリーの原石がゴロゴロな街 [中国民俗]
中国美人の産地は?という話をよく聞く。
答えで一番多いのはやはり「杭州」かな、日本でいえば「秋田美人」くらい有名。
次に多い答えが、四川省の広元という割と地味な地名。色白おめめぱっちり美人が多いらしい。
そういえば、四川出身の女優さんって美人多いですよね。楊過の母ちゃん@蔣勤勤、郭芙@陳紫函とか。あ、この二人は重慶出身ですね。
で、美人の里というのはなにかと話題にのぼるけど、イケメンの産地ってあまり聞きませんよねえ。
一番美しいチャイニーズ(男女共に)に選ばれた黄暁明@小宝は山東、青島出身。
と、ここで知人の山東男子数人を思い出してみる…
う~む…、イケメンねえ~。たしかに背は高い。知人すべて185~195はある。すかす、イケメンか?と訊かれると残念ながらちゃう、たまたまなのだろうが…(爆)
で、以前北京にいる時に日本女子の間でこのことが話題になったのを思い出した。
たしか中国じゅうを旅行したという女子が教えてくれたのが、山西省にある「綏徳」「米脂」というこれまた地味だが、匈奴がらみの中国史好きにはたまらん地名(爆)にイケメンがゴロゴロいるという情報。
うぇ~え、マジっすか!鼻息荒く皆で彼女の話に聞き入ったものだった。
なんでも、身なりは黄砂で薄汚れて、髪はボザボザでひどいんだけど、顔の目鼻立ちが整った男子がやたら多かったそうじゃ、しかも体格も良しときた。うむ、磨く前のダイヤみたいなもんだわ。
ということは、女性もキレイなんじゃない?だって、イケメンの母親って大抵美人でしょ?
そう突っ込んだら、たしかにキレイな人もいたけど、男性の方が目立っていたらしい。
にゃにぃ~!これは行くっきゃないでしょ!とシルクロード旅行の最後の方で余裕があったら行こうと計画していたが、飛行機で上空を素通りしてしまった(体力不足のため)
この辺出身の人って誰だろう?と考えてみると…いたいた
呂布が綏徳の出身だよんっ!(内蒙古とい説もあり)↑は何潤東@呂布
恥ずかしながら、三国志を初めて読んだ頃、彼のファンだったのよねぇ…(爆)一応、三国志男子の中の美男グループに属するし、呂布…。
なによりも、でかいイメージだよね。
して、「米脂」はなんと貂婵の出身地(貂婵自体伝説の人ですが…)
なんかできすぎた話じゃない?(笑)
「米脂婆姨綏徳漢」なんて言葉もあったわ(爆)
それと余談ですが、「米脂」は、李氏の発祥の地として有名ですね。世界中の李さんが、いつかこの先祖発祥の地を訪れたいと思ってるはず(?)
ということで、イケメンチェリーがごろごろいる街にいつか行ってみたいでござるよ。
全身薄汚れていたって、お姐さんがやさしく洗ってあげる(大爆!)
春節みやげ [中国民俗]
中華社員A氏が先週春節休みを終え、帰ってまいりました。
彼の仕事を全部押し付けられヘトヘトだった私としては、かなり期待してお土産を待ってたわけですよ。
高級化粧品、高級茶、それにたくさんの金庸グッズ…。
ああ、想像するとヨダレが…。
なのに私へのおみやげはこれだけ!
彼の実家で作ったお菓子とお餅…(大汗)
春節前にこういったお菓子は各家で作るそうですが、最近は市販の今風菓子を若者が好むので、あまり作らなくなったそうです。
彼は5人兄弟の四男で末っ子。このお菓子は2番目の兄一家が作ったそうです。
一番左は普通のお餅。
真ん中は米粉とゴマ粉、落花生を砕いたものを混ぜて細くのばし(うどんみたいに)それを油で揚げたものです。
右は米粉、黒砂糖、きな粉、ゴマ、落花生をこねたものを型に入れて作ったお菓子。
何か気がつきませんか?
そう、普通お菓子作りといえば「小麦粉」なのですが、彼の実家の南方農村では「米粉」を使うのです。
なので、中国の人なら誰でも作れると思いがちな「餃子」ですが、彼らは作りませんし、食べたことすらない人も多いんです。
どれもなかなかおいしかったです。品種改良していない素朴な味、とでもいうのでしょうか。
ま、気を利かせて金庸グッズを買ってくると勝手に想像していた私ですが、このお菓子でも「可」といたしましょう…。